中古ドメインによるSEOの長所と短所

パソコンを使っている男性

SEOの方法にはいくつかの種類がありますが、ホームページを立ち上げる際に、行われるものに中古ドメインの使用があります。インターネット上にあるホームページはサーバーと呼ばれるコンピューターの中にデータが保存されており、そこにアクセスするためにIPアドレスと呼ばれる数字が割り当てられることで、インターネット上から自由にアクセスすることができるようになっているものです。しかしIPアドレスは数字ですから、わかりにくくそれに文字列を割り当てたものがドメインと呼ばれるものになります。IPアドレスが土地登記の整理番号だとすればドメインは住所名に該当するものです。

ドメインは新規に取得することもできますが、中には中古ドメインとしてすでに取得されたものが流通しています。中古ドメインを利用することがSEOになる理由としては、そのドメインが持つ集客力、つまりドメインパワーを使うことができることです。一般的に検索エンジンはIPアドレスではなくドメインでホームページを識別しています。このためサーバーが変わっても、ドメインが同じであれば、それまで取得されたデータがそのまま引き継がれる仕組みです。

中古ドメインを使うSEO効果の長所としては、そのドメインパワーを引き継ぐことで検索エンジンに対応する時間を軽減することができます。SEOでは、効果が出るまでに時間が掛かりますが、それを省くことができるわけです。特にドメインパワーに優れている場合には被リンクの数が多かったりすることで、評価が上がり上位表示されやすい傾向にあります。このため新規にホームページを立ち上げて、短期間のうちにアクセス数を伸ばしたい場合には中古ドメインに強みがあるものです。

一方で長所ばかりでなく短所もあります。短所としては評価の高い中古ドメインほど取得に相応の費用が掛かることです。また、時間が経過すれば被リンクから外されていく可能性もあります。もちろんSEO費用と考えれば、それほど大きなものではありませんが、積極的な対策を必要としない場合には費用対効果の面で劣ります。また、リスクもあることに留意しなければなりません。中古ドメインのリスクは、それまでそのドメインで行われてきたことが引き継がれることで、そこでペナルティを受けるような行為をしていれば、検索エンジンの評価が下がることになります。実際に購入後に再調査されて評価が下がり、購入前に期待していたほどのアクセス数を獲得できないといったケースもあるものです。このような再調査でペナルティを受ければ良質なコンテンツであっても上位表示が否認されてしまいます。上位表示の否認を解除してもらうことは、並大抵の努力では達成できないこともありペナルティの原因を調査した上で選ぶ必要があります。